コロナで日課になった体温測定。これまで使っていたのは20秒で測定できるものでした。
水銀式の3分かかるものに比べれば格段に早いのですが、毎日だと20秒でもめんどくさいんですよね。なので非接触式の体温計がほしかったんですが、品薄でぜんぜん買えずにあきらめていました。が、久しぶりに探したらいい感じのがあったので買ってみました。
買ったのはDT-104という製品。アマゾンでは「NOZOMI」というメーカーになっていますが、アイリスオーヤマから同じ型番、同じ見た目の商品が出ています。アイリスオーヤマのはアマゾンに見当たらず。
購入を決めたポイント
測定時間
1秒で本当に測れているのか?というのは置いといて、1秒で測定可能です。これは便利。おでこで測るタイプです。
物体の温度も測れる
体温計モードと、物体の温度測定モードの2つが用意されています。体温測定モードでは32〜43度、物体温度測定モードでは0度〜99度まで測定可能です。
電池で動く
充電式(の体温計があるのかどうかわかりませんが)は電池切れのとき面倒なので、電池式がいいです。
実際に使ってよかった点
1秒測定
「ピッ (1秒) ピッ」と鳴って、1秒で測定できます。
ただし、起動時は2秒ですね。起動後1秒ぐらいは待たされます。その後はボタンを押すたびに1秒で測定できます。
物体温度測定が楽しい
色々と温度を測って遊ぶことができます。といっても0度から99度までなので、お湯や冷蔵庫の中ぐらいですね。
体温計だけの機能だと1日のうち23時間59分は使われないので、こういう機能は嬉しいです。子供がいるならこのために買ってもよいかも。
体温は意外と正確
脇に挟むタイプ(20秒測定)と測り比べてみましたが、ほぼ同じ値を示しました。ズレても0.1度ぐらい。
屋内で起床直後に測った結果です。冬の屋外などでは誤差が出るとは思いますが、思っていたより正確でびっくり。
ここはどうなの?と思った点
モードにより温度が変わる
ぬるくなったコーヒーを計測してみたところです。
体温測定モードでは36.1度を示します。
物体温度測定モードでは30.1度。
同じものを測っているのにこの差は・・・?やっぱりおでこじゃ正確な値は測れなくて、6度底上げしているだけなのでは・・・おや誰かが来たようd
メモリー機能
測定結果をメモリーしてくれるんですが、温度だけ淡々と記録されていきます。それ以外の要素は一切ないので、見返してもよくわからないですね・・・。
自分専用で必ず朝晩計測している、とかならわかるかも。
大きさ
体温計はスリムでコンパクトというイメージがありますが、非接触式はやっぱり大きいです。
テルモの20秒で測れる体温計と並べて、撮影してみました。
上から。幅はまあなんとか許容範囲なんですが・・・
厚みが厳しい。
旅行などに持ち歩くのはやっぱり従来型のほうがよさそうですね。
まとめ
一般家庭用の体温計としてはちょっとお高めですが、物体測定モードで遊べるのでまあいいかなって感じです。