M1 MacBook Air が素晴らしすぎて、M1 Mac mini の整備済み品が安かったのでついつい買ってしまいました。
テレビに繋いでみたので感想をまとめます。
TVボードに鎮座する Mac mini とBlu-rayドライブ
利用環境
- 55インチ フルハイビジョンテレビ
- HDMI接続
- Magic Keyboard
- Magic Trackpad
ごく普通の環境です。
Mac miniは電源ケーブルしか同梱されていませんので、キーボードなどは別で買う必要があります。
Magic Trackpadはいつの間にかリニューアルされていました。四隅がより丸くなったんですね。
利用シーン
子供にPCに慣れてもらう
テクノロジーが進化してスマホでほぼ全てが出来るようになっていますが、そのテクノロジーを生み出すのはきっとパソコンのはずで、そうであればできるだけPC操作には慣れておいてもらいたいと思っています。
我が家では子供が大好きなYoutubeはリビングのテレビで見ることにしています。Fire TV Stickで見ていましたが、これをPCに置き換えて使わざるを得ない状況にしました。
いまのところ目論見通りPCでYoutubeを観ています。タイピングの練習にも・・・少しはなっているはず。
動画鑑賞
観たいコンテンツによって以下を使い分ける子どもたち。
- Youtube
- Hulu
- Prime Video
- Disney+
- TVer
これまではFire TV Stickで見ていましたが、いずれもブラウザで見れますのでMac miniでも視聴可能です。
早送りがしづらくなったのはデメリットですが、キーボードが使えるのはメリットですね。ソフトウェアキーボードを方向キーで打つのはむちゃくちゃ使いづらいので・・・。
iOSアプリで遊ぶ
M1チップのMacでは、iOS向けアプリが動きます。デベロッパーの対応次第なので全てが使えるわけではありませんが、意外と多くのアプリが動きます。
Apple Arcadeで提供されているアプリは、結構対応しているようです。センサーやタッチパネル前提のアプリは遊ぶのが難しいですが、太鼓の達人はキーボードで楽しくプレイできました。
PCゲームで遊ぶ
PCゲームと言ってもマインクラフトしかしてないんですが、
- Switch版
- iPhone/iPad版
- PC版
すべて試した結果、やっぱりPC版が一番やりやすいんですね。でも画面と近距離でずっとプレイするのも目に悪そうで気になる・・・ということでPC + テレビの組み合わせがベターな気がします。
ちなみにマインクラフトはまだM1ネイティブに対応していませんが、Rosetta2により普通に動きます。影MOD入れたら重くなりましたがギリギリ許容範囲(ただし解像度は低めで利用しています。詳細は後述)。M1ネイティブ対応が待たれます。
Blu-ray鑑賞
以前はPS3でBlu-rayを再生していたんですが、壊れたので捨ててしまいました。
動画配信サービスも充実しているので別に困ってなかったのですが、本の付録にディスクが付いていたり学校のイベントが録画されたBlu-rayを買った時などたまに観たいときもあります。
年に数回のために専用の再生機を買う気にもならず、PS5はまだ品薄だし・・・でもPCがテレビに繋がってるならドライブを買えばOKです。
まあまあのお値段しますが、書き込みもできるし場所も取らないのでいいかなと。
ネットショッピング
コロナもあり、ネット通販が大活躍しています。子供の要望に合わせて親が検索キーワードを入れたり検索条件を変えたりして一緒に見てるんですが、テレビだと大画面で見やすいです。
AirPlayで見せてもよいのでMac miniじゃなくてもよいのですけども。
スマホの動画鑑賞
スマホで撮った動画をテレビで見る時にもMac miniが活躍しています。
Mac OS Montereyから「iPhone/Macの画面をMacに映せる」機能(AirPlay to Mac)が追加されました。これも(従来の)AirPlayでいいっちゃいいんですけど、Fire TV Stickにアプリを入れたAirPlayではコマ落ちが気になるんですね。
でもAirPlay to Macではそんなことがまったくありません。
4K60FPSで撮影した動画でもヌルヌル再生されます。ワイヤレスとは思えないクオリティです。AirDropみたいにダイレクトに接続しているのかな。
音楽鑑賞
Apple Musicを契約しているので、音楽もTVから流しています。歌詞も表示されるのでなかなか好評です。
Spotifyの歌詞表示は音楽とのズレがひどいのですが、Apple Musicは正確です。
コスパ
キーボードやトラックパッド、光学ドライブなどを揃えると安くはない買い物ですが、以下の役割をすべてこなすことを考えると高くはないと思います。
- もちろんパソコンとして
- Blu-ray/DVD再生機
- ゲーム機
- Fire TVなどの動画再生端末
なお、M1チップの消費電力は非常に低く、最大負荷で1年間稼働させっぱなしでも9,000円ほどとのこと。
最大負荷で使うことなんてほぼないので、実際はこの1/10ぐらいでしょう。
この点でもリビング向きのPCだと思います。
イマイチな点
レスポンスが悪い(けど改善可能)
キーボードやマウス操作が、わずかながらに遅れます。PCとテレビ直結なのになんで・・・?と思いましたが、テレビ側で倍速やらノイズリダクションやらいろいろ処理しているのでそのせいかもしれません。
テレビの項目を色々と探した結果「ゲームモード」にすることでレスポンスが改善しました。
解像度
Mac mini は4K出力が可能です。といってもうちのTVはフルハイビジョン止まりなので2Kで出力しようと思ったら・・・
文字が小さすぎてまともに使えません。Mac OSのアクセシビリティなどを色々変えてみたものの、ソファに座って操作することは厳しいです。
結局「ディスプレイ解像度を下げる」ことで対応しました。4K出力が可能なのに1280 x 720で使うのはなんかもったいないですが、この解像度ならよく見えます。
フルHD未満の解像度になってしまいますが、普段の視聴距離だと違いはよくわかりません。
キーボードとトラックパッドが邪魔
リビングのPCなので、テーブルに置かれることになるキーボードとトラックパッド。
これがまあ邪魔なんですね。結構なサイズだし、飲み物こぼしたりしても壊れるし。
トラックパッドよりマウスのほうが場所を取らないので、変えてみたものの・・・3本指ジェスチャが使えないので不便で戻しました。
検討した結果、こんな台の上に置くことでちょっとマシになりました。
まとめ
低消費電力&iOSアプリが動作するというメリットをもたらしたM1チップ、リビング用のPCに最適だと感じています。整備済み品なら7万弱なのでぜひお試しください!