我が家は完全部屋干し派で、基本的にすべての洗濯物を洗面所に干しています(タオルだけはドラム式洗濯乾燥機で乾かしてます)。
家族4人分なので洗面所の空間は洗濯物で埋め尽くされます。
日も当たらず空気の流れも無い空間で乾くわけがないので、サーキュレーターを2台おいていました。
安価で首振りしてくれるサーキュレーター。これを使うとだいたい6〜7時間ぐらいで乾きます。
しかし梅雨や夏の湿気が多い時期はなかなか乾かないんですよね。気温も高いので生乾き臭も発生したり・・・
これを解決するために、サーキュレーター付き除湿機とファン付きのシーリングライトを買ってみましたので感想をまとめてみます。
サーキュレーター付き除湿機
買ったのは使用しているサーキュレーターと同じメーカー、アイリスオーヤマの製品です。
よかった点
ちゃんと乾く
当たり前なんですが、除湿しつつ風も送るのでよく乾きます。
風量が心配でしたが、サーキュレーター単体のものと遜色無いぐらいの送風能力があります。
首振り範囲も50度、70度、90度から選択できますので無駄なく風を送ることも可能です。
タイマーがついている
2時間、4時間、8時間のタイマーがセットできます。だいたい4時間もあれば乾くようになったので、4時間タイマーをセットしています。
サーキュレーターだけのときは夜干したときに翌朝まで回りっぱなしだったので・・・こういう商品を使えばよいのですが面倒で使っていませんでした。
よくない点
室温が上昇する
除湿のため室温が上がってしまいます。
洗面所のように人が過ごす空間で使う場合は特に問題ないですが、居室で部屋干ししている場合にはちょっとおすすめ出来ません。
夏はエアコンと喧嘩してしまいますし、冬は部屋はあったまるかもしれませんが空気がカラッカラになると思います・・・。
消費電力が多い
カタログスペックによると、除湿「強」、サーキュレーター「強」の状態で消費電力は590Wです。
ちなみにこれまで使っていたただのサーキュレーターは「29W」です。20倍になります。
電気代が上がったり、省エネが叫ばれている昨今にはあまりよろしくないですね。
水を捨てるのが面倒
一度運転するとタンクの1/3ぐらいに水がたまります。
毎回捨てる必要はないですが、捨て忘れて満水になり途中で運転停止・・・ということは避けたいので結局毎回捨てています。
洗面所にあるので洗面台や浴室に流すだけとはいえ、ちょっと面倒です。
ファン付きシーリングファン
これは実はサーキュレーター付き除湿機をしばらく使ってから導入しました。
サーキュレーター2台時代は床から上にむかって風が流れていたんですが、サーキュレーター付き除湿機は床から60cmぐらいの位置から風がでます。
そうすると、風が横から当たることになり、衣類の内側に空気が流れないため、部分的に乾かないことが多くなりました。特にジーンズですね。
以前のサーキュレーターはもう捨ててしまったので同じのを買うのもあれだし・・・床に置くと邪魔だし・・・ということで買ったのがこちら。
電球でよくあるE26ソケットで使える、ファン付きのライトです。
よかった点
まあまあの風量
軽くておもちゃみたいで大丈夫かな・・・と思ったんですが実際に回してみるとちゃんと風が出ていました。
ハンガーは引っ張って取れる「引っぱリンガー」を使っています。風をこのハンガーの中央に向けることで完全に乾かすことが出来ます!
ジョイント部で好きな方向に向けることが出来ます。
色温度の調整や風速の調整もできる
暖色から寒色まで色を選ぶことが出来ます。風量も選択可能で、逆回転させることもできます。逆回転は今のところ使わなそうですけども。
よくない点
リモコンに難あり
天井に設置する製品なので、リモコンで操作することになります。
リモコンはちゃちな作りで、ボタンも小さめで非常に押しづらいです。ボタンも多く、ちょっと分かりづらいですね。
タイマーが無い
除湿機にはタイマーがありますが、ファン付きライトにはありません。除湿機は止まってくれますが天井のファンだけは今まで通り朝まで回り続けてしまいますね・・・。
電灯のスイッチを切ってしまうとファンも止まってしまう
洗濯物を干し終わってリモコンでファンをONにして、洗面所から出るときにライトを消すために壁にあるスイッチをオフにしてしまうと・・・ファンも止まってしまいます。
まあ当たり前なのですが、今までの習慣で壁のスイッチを押してしまうんですよね。
リモコンでライトだけ消す必要があります。
まとめ
2つの製品を組み合わせることで、乾燥させるという点では完全に満足しています。
しかしながら片方はタイマーがなかったり全体的にはあと一歩というところでしょうか。
部屋干しで悩んでいる方の参考になれば幸いです。