コロナ第3波でいよいよ医療逼迫が現実のものになりました。
重症以外では入院できなくなる日も近そうですし、救急車を呼ぶ目安になるかなと思いパルスオキシメーターを買ってみました。
肺炎などで、酸素飽和度が低下すると通常は90%程度で息苦しさを感じるらしいです。
しかしコロナの場合は下がっても自覚がない場合があるとか。
となると自分で計測する以外に方法は無いので、パルスオキシメーターを手元においておくしかありません。
利用シーン
正常値のチェック
健康なうちに毎日測ろうかと思います。誤差もあるでしょうし。
陽性と判断されてからの自宅療養中
上記の通り、悪化しても自覚が無いケースがあるということで、自宅療養中は計測しないとまずそうですね。
自治体によっては自宅療養になった時点でレンタルしてくれるところもあるようです。私が住んでいるところも貸し出してくれるみたいですが、足りるかどうかはその時にならないとわかりませんね。
報道を見ると健康観察は1日2回みたいなので、朝夕に計測すれば十分なんでしょうか?
夜が明けたら冷たくなってた、なんてこともありそうですし寝る直前もプラスして1日3回かな。
機種の選定
廉価なものから高価なものまでさまざまな製品があります。高めの商品でも「測定値が信頼できない」とレビューがあったり、もうほんとわかりません。
色々見た結果、下記条件を満たせば良いかな?というのが
- 医療機器認証を取得しているもの
- 国内メーカー、国産のもの
- 小児から大人まで使用できるもの
この3つです。
Bluetoothでデータ転送ができたり、プローブ(センサー部分がケーブルの先にあるもの)があったりとバリエーションは色々とあるみたいですね。
パルスフィット BO-750
ショッピングサイトを色々巡った結果、日本精密機器株式会社のパルスフィット BO-750に決定しました。
- 日本製
- JIS規格に適合
- 表示画面の自動反転機能
- 最終計測値のメモリー機能
などなどが決め手。
到着、準備
シンプルな箱です。
サイズは想像より小さめ。
Airpods Proと比較。一回り小さいぐらい。
単4アルカリ電池、1本で動作します。電池は付属。
ストラップも付属してます。
実際に測ってみた
SpO2は97%でした。
96〜99%が正常値らしいので、問題なさそうですね。100%は無いのかな?液晶も100を表示するスペースはなさそう。
計測は指を入れるだけ。電源を入れるなどの操作は一切ありません。
ただし指が冷えていたり、マニキュア、ネイルなどがあると計測出来ないようです。
唯一あるのはこのボタン。
電源OFF時におすと、最終計測値が表示されます。
計測中に押すと、拍動数の代わりにPI値というものが表示されます。
PI値は、指先を流れる血流量を現しているとのこと。
計測中はこのように強い光が出るみたいです。
同じ指での30分以上の連続使用は禁止と説明がありました。病院で長時間使用によるやけど事例もあるみたいなので要注意です。
SpO2がいくつになったら救急車呼ぶ?
厚生労働省のサイトで「コロナ SpO2」などと探すと、以下のように分類されるようです。
- 96%以上
軽症 - 94%以上 96%未満
中等症1 - 93%以下
中等症2
中等症2でSpO2が保てなくなったら人工呼吸器や人工心肺(ECMO)に移行するようです。
ということは、自覚症状がなくとも93%以下になったら119すればいい?手遅れかな?